友田オレ特集:R-1最年少王者に輝いた若手歌ネタ芸人の魅力

3/12/2025
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日本のお笑い界に新風を吹き込むピン芸人、友田オレ。2025年の『R-1グランプリ』で史上最年少優勝を果たし、一躍脚光を浴びた彼は、その卓越した歌ネタとフリップ芸で観客を魅了しています。福岡出身・早稲田大学卒という高学歴の経歴も持ち合わせ、異色の新人として注目を集める友田オレとは一体どんな人物なのでしょうか。本特集では、友田オレの基本プロフィールから芸歴、ネタの特徴、代表的なエピソード、メディア出演歴、交流関係、ファンの評判、さらには今後の展望まで、余すところなく紹介します。

プロフィール:友田オレとは?

友田オレ(ともだ おれ、本名:松延〈まつのぶ〉)は2001年7月20日生まれ、福岡県出身のピン芸人です。2025年現在の年齢は23歳で、身長179cmとスラリとした長身の持ち主。高校は福岡県内でもトップクラスの久留米大学附設高等学校(偏差値75)を卒業し、その後は早稲田大学文化構想学部に進学しました。早稲田在学中にお笑いサークル「早稲田大学お笑い工房LUDO」に所属し、本格的にお笑い活動を開始します。大学卒業後の2023年にプロの芸人デビューを果たし、現在は芸能事務所のGATEに所属して活動しています。芸名の「友田オレ」は、大学時代に授業を受けた教授の名字「友田」から取られたもので、一方で響きが「共倒れ(ともだおれ)」と似ているため最初は不安もあったというエピソードもあります。高学歴を活かしつつお笑いの道へ進んだ彼の選択は、かつて同じく難関大学出身で芸人となったオードリー若林さんやロザン宇治原さんらを彷彿とさせるものがあります。


芸歴:大学お笑いサークルからR-1王者へ

友田オレの芸歴は短期間で輝かしい実績に彩られています。高校の文化祭で漫才を披露したことがお笑いを志すきっかけとなり、「東京に上京してお笑いをやりたい!」との思いで早稲田大学へ進学。大学1年生からLUDOで腕を磨き、在学中の2022年3月には自作のネタ動画『私の彼は左きき』をYouTubeに投稿。この動画が10万回再生を超える反響を呼び、一躍話題の学生芸人となりました。その実力が早くも認められ、同年6月には日本テレビの情報番組『スッキリ』内の「一押し芸人」コーナーでテレビ初紹介を受けています。

プロデビュー後は怒涛の快進撃が続きました。デビューからわずか10か月の2023年7月、「第44回ABCお笑いグランプリ」で決勝進出を果たし、新人離れした実力を見せつけます。さらに同年、学生時代の仲間であるピボット福田氏と漫才コンビ「Let Me Show You THE まごころ」を組んで「M-1グランプリ2023」にも挑戦し、準々決勝まで進出しました。大学お笑い出身らしく漫才でも才能を発揮したのです。また2023年末には、大学お笑いサークル日本一を決める団体戦「NOROSHI2024」に早稲田LUDOチームの一員「チームメリーランド」として出場し、見事優勝を勝ち取っています。

そして迎えた2025年、友田オレはピン芸人日本一決定戦『R-1グランプリ2025』で快挙を成し遂げます。初出場ながら決勝戦に駒を進め、ファーストステージでは演歌歌手になりきって「辛い食べ物」への愛を熱唱する歌ネタを披露。バカリズムから「緻密に計算された歌詞」と絶賛される完成度でトップ通過すると、最終決戦でもオリジナルの“ないないなないなない音頭”をフリップ芸と共に力強く歌い上げ、会場中に美声を響かせました。結果、審査員7票中5票を獲得して堂々の優勝を飾り、史上最年少となる23歳でのR-1王者に輝いたのです。この時、2019年王者・霜降り明星 粗品さんが持っていた「最年少優勝記録(26歳)」を塗り替えるとともに、芸歴3年目という史上最短キャリアでの優勝という快挙でもありました。優勝決定の瞬間、友田オレは喜びのあまり「みんなー!俺の船に乗ってけー!」と雄叫びを上げたほどで、その姿は新人ながら大物感すら漂わせていました。大会後のインタビューで本人は「信じられない」と驚きを語りつつ、オープニングで流れた粗品さんの最年少優勝記録VTRを見て「上書きしたいという気持ちになった」と明かしています。中学・高校時代から大ファンだった霜降り明星(特に粗品さん)の目前で王者になれたことに感無量だったとも語り、憧れの先輩芸人に肩を並べた喜びを噛み締めていました。


芸風:歌ネタとフリップ芸の新星

友田オレ最大の特徴は、「歌ネタ」と「フリップ芸」を融合させた独創的な芸風にあります。本人は元々歌が大好きで、高校時代にはコピーバンドでボーカルを務めていたほどの音楽好き。音楽理論の知識はないものの耳が良く、聴いたメロディを再現するセンスに優れており、その結果培われた高い歌唱力はプロのミュージシャン並みとも評されます。大学時代からピン芸人として活動するにあたり、「学生お笑いの中で目立つ派手なことをしたい」という考えもあって歌ネタに力を入れ始めたと語っています。当初は有名曲の替え歌ネタから始め、現在ではオリジナル楽曲を使った歌ネタを展開するまでになりました。

実際のステージでも、友田オレの歌ネタは強烈なインパクトを残します。例えば、R-1決勝ファーストステージの「辛い食べ物」ネタでは、演歌歌手さながらのこぶしを利かせた歌唱で辛党の悲哀を熱唱し爆笑をさらいました。また最終決戦で披露した「ないない音頭」では、祭り囃子風のリズムに乗せて「〇〇がない!」と嘆く歌詞を畳みかけ、観客を巻き込んで会場一体を盛り上げています。まさに一度聴いたら頭から離れないキャッチーさが彼の歌ネタには備わっているのです。

さらに、友田オレは歌のパフォーマンスにフリップ芸(めくり芸)を組み合わせている点もユニークです。大きなスケッチブックやボードに描いたイラストや言葉を曲の展開に合わせてめくりながら見せることで、視覚的な笑いもプラスしています。フリップには歌詞の一部やオチに繋がるキーワードが書かれており、観客にとっては「次に何が出てくるんだろう」というワクワク感があります。歌と視覚ギャグを同時進行させるこのスタイルは緻密な計算と準備が必要ですが、それを難なくこなすセンスと器用さも友田オレの持ち味です。代表的なネタとしては、YouTubeでバズった『私の彼は左きき』があります。これは左利きの彼氏への想いをコミカルに歌ったオリジナルソングで、2022年に公開されるや10万再生を突破し、「大学生とは思えない完成度!」とネットで話題になりました。

総じて、哀愁漂う演歌からポップな音頭まで歌いこなし、笑いに昇華する友田オレの芸風は唯一無二と言えます。伝統的な話芸や漫才とも違う、新世代らしいエンターテインメント性で、音楽とお笑いの融合を体現する存在です。このスタイルが彼を短期間でトップクラスの舞台へ押し上げた原動力であり、今後さらに磨かれていくことでしょう。


メディア出演歴:テレビ・舞台・ラジオ・YouTubeでの活躍

デビュー以降、友田オレは多くのメディアに出演し、その知名度を着実に高めてきました。テレビではまず大学在学中の2022年6月、前述の『スッキリ』出演でお茶の間デビューを果たします。同年8月にはTBSの伝説的ネタ番組『あらびき団』にも登場し、若手ピン芸人のホープとして爪痕を残しました。9月にはABCテレビの特番『防犯カメラが捉えた!衝撃コント映像』でユニークなコントVTRを披露するなど、在学中から地上波番組に引っ張りだこでした。2023年に入ると活動の幅はさらに広がり、2月にはTBSラジオの人気番組『マイナビ Laughter Night』にも出演(第84回放送分に登場)。3月にはフジテレビの『千鳥のクセがスゴいネタGP(クセスゴ)』にも抜擢され、テレビや配信企画で個性的なネタを披露しています。同じくフジテレビの深夜番組『開け!キャラクターの扉』や、テレビ東京の日曜お笑い番組『ぴったり☆にちようチャップリン』などにも出演し、新進気鋭のピン芸人として各局のバラエティに顔を出しました。

また、2023年8月にはスポーツ報知の紙面にインタビュー記事が掲載され、ウェブメディア「お笑いナタリー」の「芸歴5年目以下の芸人インタビュー企画」にもフィーチャーされました。業界内外から「次世代のスター候補」として注目されていたことがうかがえます。10月には日本テレビのネタ番組『金のツカミ』に出演し、さらなる知名度アップを図りました。

2024年に入ると、その勢いはとどまるところを知りません。1月にはフジテレビの看板トーク番組『さんまのまんま』に初出演を果たします。大御所・明石家さんまさんとの共演という大舞台でも物怖じせずトークを展開し、高学歴新人芸人としてさんまさんからイジられる場面もありました。また同月、『クセスゴ』にも再び登場し、その後も常連のように度々出演。2月にはTBSの朝番組『ラヴィット!』にも出演し、早朝の生放送で爽やかな歌ネタを披露してスタジオを沸かせています。3月にはテレビ東京『ぴったり☆にちようチャップリン』やフジテレビ『クセスゴ』と立て続けにオンエアが続き、4月にはNTV『金のツカミ』にも再登場。このように2024年前半だけでも主要なお笑い・バラエティ番組へ軒並み出演し、テレビで彼の姿を見ない月はないほどの活躍ぶりでした。

舞台ライブにも積極的で、プロデビュー翌年の2022年に初の単独ライブ『味のタウン』を開催すると即日チケット完売。続く2023年の単独ライブ『セクシーロボット』もソールドアウトと、新人ながらチケット入手困難な人気ぶりを示しました。また2024年には異例のディナーショー形式のライブ(渋谷LOFT9)も開催し、ファンとの交流を深めています。ライブシーンでの評価も高く、「歌ネタをじっくり堪能できる」と評判です。

ラジオでは前述の『Laughter Night』以外にも地元福岡の放送や、若手芸人が集う番組へのゲスト出演などを経験しています。トークでも頭の回転の速さと独特のセンスを発揮し、「声だけでも面白い」とリスナーの支持を得ました。

YouTubeやSNSでの発信も欠かしません。友田オレは公式YouTubeチャンネルを持ち、学生時代からネタ動画をアップしてファンを増やしてきました。チャンネル登録者は2025年2月時点で約2万人と、テレビ露出に伴い急増中です。先述の「左きき」ネタ以外にも、「ないない音頭」や短尺のリズムネタなどを投稿しており、それらが拡散されてテレビ進出の足掛かりにもなりました。Twitter(現・X)やInstagramでも出演情報や日常の一コマを発信し、ファンとの交流を図っています。

このように友田オレは、テレビ・舞台・ラジオ・ネットとあらゆる媒体を通じて存在感を発揮してきました。特にR-1優勝後はテレビ出演オファーがさらに増えることが予想され、今やお茶の間でも顔を知られる存在となりつつあります。例えば優勝直後の2025年3月には関西テレビの人気即興バトル番組『千原ジュニアの座王』への出演が予定されるなど、各方面から引っ張りだこ状態です。メディア露出が増える中でも、彼の代名詞である歌ネタが地上波全国ネットで披露されれば、「歌うま芸人・友田オレ」としてさらなるファン獲得に繋がるでしょう。


他の芸人との関係性・影響を受けた人物

若くして頭角を現した友田オレですが、その背景には影響を受けた先輩芸人や共に切磋琢磨した仲間たちの存在があります。まず、本人が公言している憧れの芸人が、お笑い第七世代のスター・霜降り明星の粗品さんです。粗品さんは2019年にR-1最年少優勝記録(当時26歳)を打ち立てた張本人であり、友田オレは中高生の頃から粗品さんの活躍を一ファンとして見ていたと言います。その憧れの人がMCを務める『R-1グランプリ2025』で自分が優勝し記録を更新することになったわけですから、その喜びと驚きはひとしおでした。実際、優勝後の会見で粗品さんから何度も「おめでとう」と声を掛けられ、「嬉しかった」と感激の面持ちで語っています。粗品さんだけでなく、同大会の審査員だったバカリズムさんや陣内智則さんといったトップ芸人たちから直接高評価を得られたことも大きな自信に繋がったことでしょう。

一方、同世代の芸人仲間との交流も見逃せません。大学お笑いサークル出身ということもあり、LUDO時代の同期や後輩たちとは今も交流が続いています。前述の漫才コンビ「Let Me Show You THE まごころ」を組んだピボット福田氏は早稲田の同期であり、学生芸人時代からの盟友です。M-1出場という大舞台にコンビで挑戦した経験は、ピン芸に専念する現在でも糧になっているはずです。また、大学対抗戦NOROSHIでチームを組んだメンバー(放電、破壊ありがとう等の他の学生芸人)とも苦楽を共にし、切磋琢磨しました。こうした仲間たちとはお互いのライブにゲスト出演し合ったり、情報交換したりと、良きライバルとして高め合っているようです。

興味深いのは、友田オレがお笑い以外の方面から受けた影響です。彼は音楽好きであることから、米米CLUBの石井竜也さん(カールスモーキー石井)に憧れていると語っています。幼少期にテレビで米米CLUBの歌う姿を見てファンになり、「スターを演じ切るカリスマ性に惹かれた」とのこと。あまりに石井さんが好きすぎて、一時期は自分の歌い方が石井さんに似てしまい友人に「それ、まるで米米CLUBだよ!」とツッコまれたほどだったそうで、慌てて修正したエピソードも笑い話として明かしています。将来的には「ぜひ石井竜也さんと共演したい」とも語っており、長年の夢でもあるようです。

さらに、友田オレの高学歴という側面に着目すれば、オードリー若林正恭さんやロザン宇治原さんのように「インテリ芸人」の系譜に連なる存在として見ることもできます。早稲田大学在学中にはお笑いと学業を両立させ、コロナ禍という困難な状況下でも一人ネタ磨きに没頭した経験を持ちます。その探究心やストイックさは、知性派芸人ならではの強みと言えるでしょう。ネタ中に社会風刺や時事ネタを織り交ぜることもあり、緻密な歌詞には彼の教養や観察眼が反映されているとの指摘もあります。

総じて、友田オレは先輩芸人の背中に学びつつ、同期と競い合い、音楽界のカリスマからも刺激を受けている多面的な芸人と言えるでしょう。これら多彩な影響源がミックスされた結果が、彼のオンリーワンな芸風と活躍に結実しているのです。


ファン層と評判:若者からお笑い通まで魅了

友田オレのファン層は、その経歴や芸風のユニークさから実に幅広いものがあります。まず、彼自身が現在20代前半ということもあり、同世代の若者層から絶大な支持を受けています。大学在学中にブレイクしたこともあって、大学生や20代の若いお笑いファンにとっては「自分たちの世代のスター」のような存在です。SNS上では「歌詞が刺さる」「友田オレのネタは共感できる」といった声が多く、特に学生生活や恋愛、日常のあるあるを題材にした歌ネタは若い視聴者の心をつかんでいます。またルックスも長身細身の爽やかな青年であるため、「イケメン芸人」として女性ファンからの人気も高いようです。実際、単独ライブの観客には若い女性の姿も目立ち、ライブチケットが即完売する様子からもその人気ぶりがうかがえます。

一方で、お笑い通や業界関係者からの評価も非常に高いです。R-1で優勝したネタについては「芸歴3年目とは思えない完成度」「新人離れした安定感」といった称賛が各所で聞かれます。審査員の小籔千豊さんは「歌も笑いも練り上げられていて隙がない」と評価し、松本人志さんも自身の番組で友田オレの名前に触れ「面白い新人が出てきた」とコメントしたとも噂されています。こうした大御所からの評価により、「お笑い好きなら友田オレをチェックせよ」と注目するファンも増えています。

また、高学歴芸人という肩書きからインテリ好みの笑いを期待する層や、逆に「頭がいいのにバカバカしいことを全力でやるギャップがいい」と評価する層も存在します。友田オレのネタは一見くだらなく見えて、その裏に緻密な構成や知的なひねりがあるため、繰り返し観ることで新たな発見があると評判です。「歌詞カードをじっくり読みたい」というファンの声もあり、実際にライブではフリップに書かれた言葉に細かい笑いが散りばめられていることが分かります。「笑いの質が高いので何度でも楽しめる」と、お笑いマニア層からのリピート率も高いようです。

さらに、芸人仲間からの支持も厚いことが彼の評判を後押ししています。同期の芸人たちは「負けていられない」と刺激を受けつつも、「アイツならやってくれると思っていた」と彼の才能を早くから認めていたといいます。先輩芸人も共演するとその度量に驚くようで、ある番組で共演した千鳥の大悟さんは「お前大学生やったんか!?大したもんや」と舌を巻いたとか。業界内評価が高まることで、ファンも「次はどんな活躍を見せてくれるのか」と期待を高くしているのです。

総合すると、友田オレのファン層は同世代の若者からお笑い玄人まで幅広く、いずれの層にも彼の芸の魅力が刺さっていることが分かります。「歌ネタ」を武器にしていることで音楽好きにもリーチしやすく、「高学歴」の肩書きでインテリ層にも話題性があり、そして何より「面白いものは面白い」という普遍的な笑いの力で老若男女を魅了し始めています。今後ファン層がさらに拡大していくのは間違いないでしょう。


今後の展望:新時代のエンターテイナーとして

R-1優勝という大きな勲章を得た友田オレは、これから益々活躍の場を広げていくことでしょう。まず直近では、R-1優勝者特典の冠特別番組が放送予定です。優勝者には毎回、カンテレ制作で彼の企画・出演による特番が用意されるため、友田オレならではの世界観が楽しめる一夜限りのスペシャル番組になることが期待されます。歌ネタありコントありのバラエティショーになるのか、それともドキュメンタリー風に彼の素顔に迫るのか、詳細はこれから発表されるでしょうが、ファンにとって見逃せない番組になることは間違いありません。

また、2025年6月には「第4回単独ライブ」の開催が決定しています。今回は彼にとって初の試みとなる全国ツアー形式で、地元・福岡(6月19日)、お笑いの聖地・大阪(6月22日)、そして東京(6月28日)で公演が予定されています。東京公演はオンライン配信も行われる予定で、遠方のファンやチケットが取れなかった人にもリアルタイムで楽しめる機会となりそうです。プロデビューからわずか2年ほどで全国3都市ツアーを開催するピン芸人は極めて異例であり、彼の人気と勢いを象徴する出来事と言えるでしょう。新作ネタはもちろん、代表曲の進化版や観客参加型のコーナーなど、ファンを飽きさせない工夫が盛り込まれるはずです。チケット詳細は追って発表とのことなので、公式サイトやSNSをチェックしておきたいところです。

友田オレ自身、「お笑いと音楽の融合」をさらに追求したいと語っており、将来的には芸人としてだけでなく音楽的な活動にも挑戦してみたい意向を示唆しています。実際、現在も作曲家の清水遊さんとタッグを組み、ネタ用のオリジナルソング制作に取り組んでいるとのこと。ゆくゆくはネタの枠を超え、一つの作品として楽曲をリリースしたり、歌手顔負けのパフォーマンスを披露する可能性もあります。お笑い界には過去にも「歌ネタからCDデビュー」を果たした例がありますが、友田オレの場合はその歌唱力の高さゆえに本格的なアーティスト活動に進出する道も開けているかもしれません。本人は「石井竜也さんのようなカリスマと共演したい」と語るなど、音楽への強いリスペクトを持っていますから、将来は音楽番組でコラボ企画が実現するかもしれません。

テレビのレギュラー出演も視野に入ってくるでしょう。朝の情報番組やバラエティ番組でのコメンテーター的ポジションも、高学歴でトーク上手な彼には適任かもしれません。あるいは歌を活かして、音楽番組やカラオケ番組のMC、さらにはミュージカル風コント番組の立ち上げなど、新ジャンルを開拓する可能性もあります。R-1優勝者として、今後1年間は特に様々なイベントや番組に呼ばれるでしょうから、その中で新たな引き出しをどんどん見せてくれるに違いありません。

さらに将来的な展望として、友田オレが中心となってユニットライブやイベントを開催することも考えられます。同期や仲間の芸人たちと「歌ネタ限定ライブ」や「高学歴芸人トークライブ」などを企画すれば、話題性は抜群でしょう。吉本興業所属ではないものの、今や事務所の垣根を超えたコラボも珍しくない時代です。実際、友田オレは若手の登竜門ライブにも積極的に出演しており、吉本の芸人とも共演しています。所属のGATE社も勢いのある新興事務所で、同僚芸人たち(同期の伝書鳩など)と切磋琢磨しながら一緒にお笑い界を盛り上げていくことでしょう。

最後に、友田オレの快進撃は始まったばかりです。史上最年少でR-1王者となった彼は、「21世紀生まれ初のチャンピオン」として新時代のお笑いシーンを担う存在です。その武器である歌ネタとフリップ芸はこれからも進化し続け、私たちに笑いと感動を届けてくれるでしょう。高いエンターテインメント性と聴かせる笑いを両立させる友田オレは、まさにお笑い第八世代の旗手とも言える存在。今後のテレビやライブでの活躍から目が離せません。ぜひ皆さんも、友田オレの唯一無二の芸風と魅力に注目し、彼の“船”に乗り遅れないようご注目ください!


参考サイト

  • R-1史上最年少・友田オレが23代目王者に「本当に信じられない」 カンテレTIMES
  • 〚友田オレ〛本名や身長などWiki芸歴プロフ!歌うまい理由が気になる! ヒミヒミブログ
  • 友田オレ 氏 インタビュー(コロナ禍の葛藤や不安を乗り越えて) 全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
  • 友田オレ - Wikipedia
  • 新R-1王者・友田オレ、憧れの霜降り・粗品の最年少記録塗り替えて“感無量”「実は事前特番の収録で…」 FANY Magazine
  • 友田オレ GATE株式会社
  • 友田オレ 出演情報 GATE株式会社
  • 友田オレ イベント情報 GATE株式会社
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    ネタフリ編集部

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