【チョコプラ特集】チョコレートプラネットの魅力や人気を徹底紹介

2/27/2025
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チョコレートプラネット(チョコプラ)は、長田庄平と松尾駿からなる日本の人気お笑いコンビです。吉本興業に所属し、2006年にコンビ結成。独特のコントネタやモノマネ芸で老若男女に愛され、テレビからYouTubeまで幅広く活躍しています。ここでは、チョコレートプラネット(略称:チョコプラ)のプロフィールやネタの魅力、バラエティ番組での活躍、SNSでの人気、そして今後の展望まで、一般のお笑いファン向けに詳しくご紹介します。

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1. メンバー(長田庄平・松尾駿)のプロフィール

  • 長田庄平(おさだ しょうへい) – 1980年1月28日生まれ、京都府出身。身長168cm。2005年にNSC東京校11期生として入学し、松尾と出会いました。趣味はDIYやスノーボード、陶芸など多彩。ネタ作りを主に担当しており、演技力を生かしたコントで魅せるボケ役です。狂言師の和泉元彌のモノマネが得意で、その完成度には本人から問い合わせが来たほど。
  • 松尾駿(まつお しゅん) – 1982年8月18日生まれ、神奈川県出身。身長169cm。長田と同じくNSC東京校11期生(2005年)で、お互いピン芸人を経て卒業間近の2006年1月にコンビ「チョコレートプラネット」を結成しました。女性メイクアーティストIKKOのモノマネで大ブレイクし、テレビ出演時はIKKOの扮装で登場することも多いツッコミ兼ボケ役です。IKKO本人から衣装を譲り受け、「姉」と「妹」の仲と公認されるほどその再現度は高く評価されています。
  • ▶ コンビ結成の経緯と芸歴:

    それぞれピンや別ユニットで活動していた二人ですが、意気投合して2006年にチョコレートプラネットを結成。結成からわずか2年で「キングオブコント2008」決勝に進出し頭角を現しました。以降も劇場ライブで経験を積み、2014年の「キングオブコント」では惜しくも準優勝。翌2015年には「NHK新人お笑い大賞」で優勝を果たし、実力派コント師として注目されます。その後も2018年のキングオブコントで3位入賞とコンテストで結果を残し、着実にキャリアを重ねました。30代後半での遅咲きブレイクながら、その分培った実力で今やお笑い界に欠かせない存在となっています。


    2. ネタの特徴と魅力

    チョコレートプラネットのネタは主に**コント(寸劇)**が中心です。演劇的で凝った設定のコントを得意としており、古代ローマ人のコントや長田が氷室京介になりきるパロディなどオリジナリティあふれる持ちネタを多数持っています。巧みな演技と体を張った動きで笑わせるスタイルは評判が高く、コントの神様と称される萩本欽一さんも「動きのキレがピカイチ」「若手笑いの中で動きが分かっている」とその表現力を絶賛しています。ツッコミ・ボケの役割にとらわれず、二人とも様々なキャラクターになりきることで生まれる化学反応が魅力です。

    ▶ 代表的なコントや漫才のスタイル:

    斬新な発想のコントに加え、時折披露する漫才でも笑いを取ります。シュールな世界観から日常あるあるネタまで幅広く、観客を飽きさせません。特に彼らのコントはオチに向けた演技力と伏線回収が秀逸で、「爆笑レッドカーペット」や「エンタの神様」などの番組でも存在感を示しました。審査制の大会でも強さを発揮しており、キングオブコントでは3度の決勝進出(2008・2014・2018年)を果たし、2014年準優勝という実績があります。大会審査員からもコント師としての完成度を高く評価され、「動きと間の取り方が素晴らしい」といった声が寄せられました。このように実力折り紙つきのネタのクオリティが、チョコプラ最大の武器と言えるでしょう。

    ▶ キャラクターコント&モノマネの巧みさ:

    チョコレートプラネットが一躍ブレイクしたきっかけは、なんといってもキャラクターもののコントモノマネ芸です。松尾が披露する美容家IKKOのものまね「どんだけ~!」や、長田による狂言師・和泉元彌のものまね「そろり、そろり」はSNSでもバズるほどの完成度で、一気に全国区の人気者になりました。テレビ番組のモノマネ企画で本格的に扮装して披露したところ大反響を呼び、一時は「チョコプラ=IKKOものまね芸人」という印象がついたほどです。IKKOから直接衣装提供を受け公認されるなど、本人にも愛されているエピソードはファンにはたまらないでしょう。

    一方、オリジナルキャラクターも次々と生み出しています。代表格が「TT兄弟」と「Mr.パーカーJr.」です。TT兄弟は二人が体でアルファベットの“T”を作りながら「ティー!ティティー!」と掛け声を合わせるリズムネタで、2019年前後に子供から大人まで真似する社会現象的ヒットとなりました。続いて登場したのが謎の外国人風キャラ「Mr.パーカーJr.」で、これも2020年に大ブレイク。派手な衣装で奇妙なダンスを披露するこのキャラは、有吉の壁の中で生まれたとは思えない完成度で人気を博し、関連動画「香水」パロディでは数百万再生を記録しました。毎年のように生まれる新キャラクターやネタのヒットにより、「今年もチョコプラがやってくれた!」とファンを喜ばせており、その創造力と引き出しの多さが彼らの大きな魅力です。

    ▶ ネタの魅力まとめ:

    コントの構成力・演技力に裏打ちされた笑い、モノマネやキャラ芸での破壊力、そして常に新機軸の笑いを生み出す発想力――チョコレートプラネットのネタには、これらが絶妙に詰まっています。観客を巻き込むリズムネタから、思わず感心してしまう完成度のパロディまで幅広く対応できるのは、長年培った経験とセンスの賜物です。その安定感とチャレンジ精神が、多くの支持を集める理由と言えるでしょう。


    3. バラエティ番組での活躍

    チョコレートプラネットはテレビのバラエティ番組でも引っ張りだこの存在です。日本テレビ系の人気番組『有吉の壁』では、レギュラーとして毎回新たなキャラ芸やコントを披露し、番組名物に。番組内の「ブレイク芸人選手権」でもTT兄弟やMr.パーカーJr.を誕生させ、視聴者投票で優勝するなど大活躍しています。「有吉の壁」が2020年にレギュラー化して以降は毎週のように出演し、新ネタを次々と投入。長田曰く「売れるまでに溜め込んだアイデアを一気に放出している」状態で、ネタ切れの心配はないそうです。その貪欲なまでの笑いへの挑戦が、毎回番組を盛り上げています。

    また、日本テレビの昼番組『ヒルナンデス!』では2019年から火曜レギュラーを務め、情報バラエティでも明るいキャラクターでお茶の間に笑いを届けています。フジテレビのコント番組『新しいカギ』やドッキリ旅番組『イタズラジャーニー』など、各局の人気番組に引っぱりだこで、見ない日はないと言っても過言ではありません。出演番組ではMCからの無茶ぶりにも即興で笑いに変える対応力があり、共演者からの信頼も厚いです。「ロケでもスタジオでも何をやっても面白い」と評され、番組スタッフや先輩芸人たちからも「チョコプラがいると安心して任せられる」と言われる存在感を示しています(※共演者談)。

    ▶ MC・ゲストとしての活躍:

    単なる出演者に留まらず、特番やイベントでMC(司会)を任される機会も増えてきました。2020年末には読売テレビ・日本テレビ系の特番『激ヤバ!チョコプラ修羅場劇場2020』で全国ネット初の冠番組を獲得し、コント仕立ての再現ドラマ企画を仕切りました。深夜番組や配信番組でも冠企画を持つなど、笑いの中心として番組を動かす力を発揮しています。ゲスト出演時にも、持ち前の器用さで番組の色に染まりつつ笑いを取るため、バラエティ番組制作者から重宝される存在です。

    ▶ 共演者からの評価・人気の理由:

    チョコレートプラネットがここまでバラエティで重用されるのは、その安定した実力と人柄によるところも大きいでしょう。先輩芸人の笑福亭鶴瓶さんは、当初チョコプラをモノマネ芸人と勘違いしていたものの、自身の番組に呼んで以降「コントもできる器用な奴ら」と評価したと言います。萩本欽一さんからはコントでの動きを絶賛され、IKKOさんや和泉元彌さんといった本人から公認を得たり、内外からその芸達者ぶりを認められています。共演者いわく「チョコプラの二人はどんな場でも120%の力で笑わせに来るプロ」。常に全力で場を盛り上げるサービス精神と、人懐っこいキャラクターが愛される理由でしょう。さらに近年では若手芸人の良き兄貴分として慕われる存在にもなっており、現場のムードメーカーとしても欠かせません。「面白い上に頼りになる」ーーそんな声が周囲から聞こえてくることこそ、チョコプラ人気の裏付けと言えそうです。


    4. YouTubeやSNSでの人気

    テレビで人気者となったチョコレートプラネットですが、その勢いはYouTubeやSNSでも顕著です。公式YouTubeチャンネル「チョコレートプラネット チャンネル」は登録者数が約200万人に達し、総再生回数も7億回を超える勢いを見せています。チャンネルではテレビで披露したコントの未公開シーンやオリジナルコント、新作キャラの動画などを精力的に投稿。特に長田は時事ネタや有名人のパロディ動画で才能を発揮しています。例えば、ミュージシャン瑛人の大ヒット曲「香水」のMVを完全再現した動画は「再現度がすごい!」と話題をさらい、空手金メダリスト喜友名諒選手を模したネタ「雀拳 形 -JANKEN-」では斬新な発想に称賛の声が上がりました。こうした流行を取り入れた動画コンテンツが次々バズり、多くのフォロワーを惹きつけています。

    SNS戦略にも非常に長けており、TikTokやInstagramでも人気です。長田は自らTikTokにて、日本一のフォロワー数を持つ料理TikToker・バヤシさんの完コピ動画を投稿し「クオリティ高すぎ!」とバズらせました。また、Instagramでは「#悪い顔選手権」というハッシュタグ企画で芸能人達がこぞって参加するブームを巻き起こすなど、ネット上でも次々と笑いの旋風を起こしています。チョコプラ自身、「バズらせるにはSNSで広げることが重要」と語っており、ネタを作る段階からSNS映えを意識しているそうです。実際、「TT兄弟」をヒットさせた際には一般ユーザーが真似しやすいようオリジナル楽曲をいち早く制作し(最初は有名曲を使っていたのを変更)、SNS上での真似動画拡散を後押ししました。このような戦略が功を奏し、「TT兄弟」「Mr.パーカーJr.」はいずれもTikTokやYouTubeショートで次々と二次創作が生まれるムーブメントになりました。

    企業とのタイアップやプロモーション活動にも引っ張りだこです。人気キャラを活かした企業コラボも多く、CM出演も増えています。例えば2025年には洋服の青山のテレビCMで、女優の橋本環奈さんと共演し話題になりました。このCMでは、新入生・新社会人向けスーツの宣伝でTT兄弟に扮したチョコプラが登場し、「T――ッ!」のポーズを環奈さんと一緒に決めるコミカルな内容が大好評に。TT兄弟のリズム芸と爽やかな企業イメージがマッチし、「思わず真似したくなるCM」としてSNSでも拡散されました。「チョコプラ×○○」という形での企業案件は他にも数多く、YouTube企画での商品紹介も彼ら流の笑いを交えて行うため、「宣伝なのに面白い!」と視聴者からの評判も上々です。こうしたプロモーション活動を通じて、ますます露出を増やしお笑い界のインフルエンサー的存在となっています。


    5. チョコプラの今後の展望

    テレビ・ネット問わず大活躍中のチョコレートプラネットですが、その勢いは今後さらに増していくと期待されています。現在、お笑い界でのポジションは揺るぎなく、「YouTube配信芸人人気ランキング」グループ部門第1位(2023年調査)に輝くなど、若手~中堅芸人の中でトップクラスの発信力と人気を誇ります。培ったコント力とキャラクター創造力で、これからもお笑い第七世代以降のムーブメントをリードしていくことでしょう。

    今後の展望として、まず期待されるのがお笑い以外の分野への挑戦です。すでに彼らはその才能を活かし、映画やドラマにも進出し始めています。2019年公開のディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー4』日本語吹替版では、新キャラクター「ダッキー&バニー」の声優に大抜擢。オーディションで役を勝ち取り、予告映像が公開されると「上手すぎる!」と声優初挑戦ながら高評価を受けました。松尾は「声だけで感情を表現する難しさを痛感したが、自分たちの成長の糧になり自信がついた」と語り、長田も「これを機に何にでも挑戦したい」と意欲を見せています。その言葉通り、近年は映画の吹き替えや劇場アニメへの声優出演が増加。たとえば『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(2021年)や『DC がんばれ!スーパーペット』(2022年)では主要キャラの声を担当し、声優としての評価も高めました。さらにテレビドラマにもゲスト俳優として出演しており、2020年のドラマ『浦安鉄筋家族』や2021年『イチケイのカラス』ではコミカルな演技で作品に花を添えました。今後は本格的な俳優業や映画出演など、新たなフィールドでの活躍も十分に考えられます。本人たちも「お芝居にも挑戦したい」という意欲を示しており、役者としてのチョコプラを見る日も近いかもしれません。

    さらに、チョコレートプラネットは既に海外への挑戦も始めています。なんと2024年にはアメリカの人気オーディション番組『America’s Got Talent』にネタ見せ出演を果たし、TT兄弟の芸を披露しました。日本のコメディアンが同番組に登場するのは異例で、会場を笑わせ大きな話題となりました。このように国境を越えて笑いを届ける姿勢は、「将来的に海外公演や世界進出も視野に入れているのでは?」と噂されるほどで、ファンの期待も高まっています。

    最後に、チョコプラのこれからに向けてファンが楽しみにしているのは、「次はどんな笑いを見せてくれるのか」という点でしょう。毎年のように生まれる流行語級のネタやキャラクター、新たなコラボ企画など、そのサプライズに満ちた創作力は衰えるどころか益々パワーアップしています。将来的には冠レギュラー番組のゴールデン進出や、彼ら自身が原作・主演を務める映画制作なんてことも夢ではありません。実力と人気を兼ね備えたチョコレートプラネットなら、どんな新境地でもきっと笑いで彩ってくれるはずです。これからも「チョコプラ」の快進撃から目が離せません。ファンとしては、テレビやYouTubeで彼らが繰り出す最新ネタをチェックしつつ、その活躍を末長く応援していきたいですね。


    参考サイト

    チョコレートプラネット - Wikipedia

    チョコプラ長田の「バヤシ」パロディ動画がバズり中│BuzzTok NEWS

    チョコレートプラネット プロフィール|吉本興業株式会社

    どんだけ~! IKKO&和泉元彌のチョコプラ「もう自分が誰だかわからない」 | ananweb

    チョコレートプラネットに関するランキングとコメント・評判 | みんなのランキング

    快進撃止まらぬチョコプラ、ブレイクキャラを生み出し続けるプレッシャーは「ないです」 | マイナビニュース

    チョコプラ、コントで培った演技力 『トイ・ストーリー』声優で自信に | マイナビニュース

    「T――ッ!」、橋本環奈さんとチョコレートプラネットさんがCM初共演 洋服の青山新CM『安心おまTめセット篇』を1月21日から全国放送 | PR TIMES

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    ネタフリ編集部

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