3時のヒロイン特集:女性お笑いトリオの経歴・結成秘話・代表ネタと人気の理由

2/28/2025
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3時のヒロインは、2017年結成の女性お笑いトリオです。メンバーはツッコミ&ネタ作り担当の福田麻貴(ふくだ まき)、ボケ担当のゆめっち、同じくボケ担当のかなでの3人。吉本興業に所属し、2019年の「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝した実力派で、今やテレビやSNSで見ない日がないほどの人気お笑いトリオとなっています。

3時のヒロインは2019年「THE W」で優勝し一躍スターダムに駆け上がった。女性トリオならではのパワフルで華やかなコントが幅広い層から支持を集めている。

本記事では、そんな3時のヒロインの経歴結成の経緯、ネタの芸風の特徴、笑いを生む代表的なネタ、爆発的人気を誇る理由、お笑い界への影響力、そして気になる最近の活動までを網羅的にご紹介します。「3時のヒロイン」「お笑いトリオ」「女性芸人」「代表ネタ」「3時のヒロイン人気の理由」といったキーワードも交えながら、ファン目線で彼女たちの魅力に迫ります。それでは早速、3時のヒロインの世界を覗いてみましょう。

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メンバー紹介と経歴プロフィール


まずは3時のヒロインのメンバー3人のプロフィールを簡単にご紹介します。3人とも吉本の養成所NSC出身で、福田が大阪出身、ゆめっちは熊本出身、かなでは東京出身と出身地もバラバラです。異なる個性を持つ3人がどのように集まったのか、その経歴を見ていきましょう。

  • 福田 麻貴(ふくだ まき) – 1988年10月10日生まれ、大阪府大阪市出身。身長155cm。ツッコミ担当でリーダー的存在。ネタ作り(コント脚本)も一手に担う才女です。元々アイドルグループつぼみ(現・つぼみ大革命)のメンバーとして活動した経歴も持ち、大学在学中からお笑いの道を志しました。鋭い観察眼と構成力で、後述するネタも彼女が中心となって生み出しています。
  • ゆめっち – 1994年11月17日生まれ、熊本県菊池市出身。本名は溝田結女。身長153cm。ボケ担当。ぽっちゃり体型とキュートなキャラクターで、天真爛漫なボケを繰り出します。歌やものまねが得意で、ネタ中に魅力的(かつコミカル)な歌声を披露することも。愛称の「ゆめっち」は本名から。天然な雰囲気でマイペースに笑いを誘います。
  • かなで – 1992年6月10日生まれ、東京都出身。本名は上田航(うえだ かなで)。身長158cm。ボケ担当。3人の中で一番大柄な体型で、その見た目を生かしたダイナミックなリアクション芸が持ち味です。趣味・特技はダンスで、ネタ中にキレキレのダンスムーブを披露することもしばしば。見た目とのギャップで笑わせるパワフルボケ役です。
  • 3人とも個性豊かですが、ツッコミ役の福田がまとめ役となり、ボケのゆめっち・かなでの持ち味を最大限に引き出す役割分担がされています。実は福田は「笑いのためなら自分を殺せるタイプ」で、コンビ解散後にこのトリオを組む際「いかに2人のキャラを生かすか」をテーマにネタ作りをしていると語られています。まさに福田が司令塔となり、三者三様の強みを融合させているのが3時のヒロインなのです。

    3時のヒロイン結成の経緯・秘話


    続いて、結成の経緯についてです。3時のヒロインは福田麻貴が中心となって2017年1月1日に結成されました。もともと福田は別の女性コンビを組んでいましたが解散し、新たなユニットを模索していたところ、吉本主催の演技ワークショップでかなでと出会い、さらにライブイベントでゆめっちに出会ったことで「この3人でトリオを組みたい」と考えたのが始まりです。

    福田は当初から「こういうトリオにしたい」という明確な構想を持っており、声をかけた2人のうちどちらか一人でも断ったら実現は諦めようと思うほど真剣なオファーだったそうです。実際には、コンビ志望だったかなでが一度は参加を断ったものの、「やっぱりこのメンバーでやりたい」と思い直して加入を決意。こうして福田・ゆめっち・かなでの3人が揃い、2017年元日に晴れて「3時のヒロイン」が誕生しました。

    トリオ名「3時のヒロイン」の由来もユニークです。午後3時のおやつの時間帯になるとみんな幸せな気分になりますよね? そこで「3時のおやつの時間だけはヒロインになれる」という意味を込めて名付けられました。ちょっぴり自虐的でコミカルなこのネーミングには、「普段はヒロイン(主人公)じゃなくても、おやつを食べている瞬間くらいは輝ける」という思いが込められているとか。覚えやすくインパクトもあるこの名前も、彼女たちのキャラクターにピッタリですね。

    結成直後の2017年~2018年、彼女たちは劇場ライブを中心に活動をスタート。2018年1月には早くも初の単独ライブ「こんな私に恋してくれますか?」を東京・ヨシモト∞ホールで開催し、新人ながら精力的に舞台を踏んでいました。また同年には、フジテレビ深夜の若手バラエティ「ウケメン」のレギュラーメンバーに抜擢され、他の若手芸人たちと新ネタコントを披露する機会を得ます。こうして着々と経験を積み、実力と知名度を上げていきました。

    一躍ブレイク!コンテスト優勝とその後の活躍


    転機となったのは何と言っても2019年です。3時のヒロインはこの年開催の「女芸人No.1決定戦 THE W 2019」で見事優勝を果たしました。決勝戦では、同じく女性芸人トリオのはなしょーを破って栄冠を掴み、結成からわずか2年での快挙となりました。この大会で披露した失恋をテーマにしたコントは後述する彼女たちの代表ネタとなり、審査員や視聴者から「圧倒的に面白かった!」と大絶賛を受けています。

    この優勝をきっかけに、3時のヒロインは一気にお茶の間の人気者へと飛躍します。優勝直後からテレビ出演のオファーが殺到し、2020年上半期には146本ものテレビ番組に出演、出演本数ランキング堂々の1位に輝きました。さらに日本テレビのバラエティ番組「第7キングダム」(2020年4月~6月放送)のレギュラーに起用されるなど、いわゆる“お笑い第七世代”の中でも女性芸人を代表する存在として躍進していきます。

    こうした活躍ぶりから、2020年上半期ブレイクタレントランキング1位、年間でも3位にランクインするなど、その人気は数字にも表れました。テレビのみならずCMやイベント出演も増え、子ども向け番組「おはスタ」内のコーナーレギュラーやラジオ番組パーソナリティなど活動の幅も拡大。まさに老若男女に知られる国民的トリオへと成長したのです。

    華々しいブレイクの一方で、舞台での地道な活動も続けており、3人は劇場ライブや単独公演も精力的に行っています。また、3人揃ってバラエティ番組に出演するとスタジオが一気に賑やかになると評判で、その勢いはデビューから数年経った今も衰え知らずです。

    ネタの特徴・芸風:笑いのスタイルは?


    3時のヒロインの芸風(ネタの特徴)は、一言で言えば「コント主体のエンタメショー」です。漫才もできる器用さを持ちますが、基本的にはキャラクターになりきって演じるコントを得意としています。設定も日常のワンシーンから恋愛シチュエーション、果ては海外ドラマのパロディまで幅広く、女性ならではの共感ネタあるあるネタを織り交ぜるのが特徴です。

    特に恋愛を題材にしたコントが多く、少女漫画や海外ドラマの胸キュンシーンをわざと大げさに再現して笑いに変えるパターンが目立ちます。例を挙げると、イケメンに突然抱きしめられる妄想シーンや、失恋して号泣するシーンをあえてコミカルに演じ、最後にかなでが急に洋楽に合わせて情熱的なダンスを踊り出す…といった具合です。観ている側が「あるある!」と共感しつつ、「そう来るか!」と意表を突かれる展開で笑わせるのが持ち味と言えるでしょう。

    また、ネタには音楽やダンスが効果的に取り入れられています。かなでと福田はダンスが得意なこともあり、振付やリズムネタで魅せる場面もあります。実際、THE W決勝のコントではジュリア・マイケルズの楽曲『Uh Huh(アッハーン)』を劇中で使用し、かなでが曲に合わせてセクシーかつキレのあるダンスを披露しました。このインパクトは凄まじく、放送後にはその曲のダウンロード数が前日比132倍、ストリーミング再生数が22倍になるという反響まで生まれています。笑いだけでなく音楽シーンにも影響を与えてしまうほど、彼女たちのコント演出は強烈だったということですね。

    さらに3時のヒロインは、3人の体格差やビジュアルのギャップも笑いに変えています。メンバーの大・中・小の絶妙なバランスから、THE Wでは『大中小のトリプルプレー』というキャッチフレーズまで付けられました。小柄でスレンダーな福田と、ぽっちゃりキュートなゆめっち、そしてぽっちゃり大柄でインパクト抜群のかなでという三者三様のビジュアルが揃うことで、立っているだけでもどこか面白い。このビジュアルコントラストを活かし、ネタ中でも「体型いじり」をあえて織り交ぜたり、見た目に反した動きをすることで笑いを誘います。ただし後述するように、近年は単なる容姿いじりに頼らないスタンスへと変化しつつあります。

    ツッコミの福田は基本的に常識人ポジションでボケ2人に振り回される役回りですが、ときには福田自身もボケ側に回ることもあります。福田が冷静にツッコミつつも、ゆめっちとかなでを自由奔放に泳がせて笑いを引き出す様子は、ダウンタウンの松本人志から「まるで 福田大サーカス(安田大サーカスのパロディ)だね」と評されたほど。まさに福田がサーカスの団長のごとく個性派の2人を操って見せる芸風は、他に類を見ない面白さを生み出しています。

    3時のヒロインの代表的なネタ紹介


    ここで、3時のヒロインの代表ネタをいくつかご紹介しましょう。彼女たちのネタの中でも、ファンの間で特に人気が高く「これぞ3時のヒロイン!」と言われる演目をピックアップします。

  • 「アッハーン♡」失恋コント – 3時のヒロインと言えばまずこれ!と思い浮かべる人も多い、代名詞的なネタです。失恋した女性(かなで)が落ち込んでいるところに、福田とゆめっちが慰めつつ話を展開。しかしクライマックスで突然かなでが「アッハーン!」と色っぽい声を上げながら洋楽に乗ってダンスを始め、失恋の悲しみを吹き飛ばす…というオチ。【THE W 2019】決勝の最終決戦で披露されて優勝の決め手となった傑作コントです。劇中で連呼される「アッハーン!」のインパクトとかなでのキレキレダンスが爆笑を誘い、このネタで一気にお茶の間に名前が知れ渡りました。
  • 朝ドラ風漫才「○○(まるまる)~!」 – NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)あるあるを題材にした漫才ネタ。これも【THE W 2019】で披露されたもので、3人が朝ドラのヒロインや登場人物になりきり、お決まりの展開を盛り込みつつボケ倒します。例えば劇中でよくある「お母ちゃん、ご飯よ~!」と田舎のおばあちゃんが呼ぶシーンなどを誇張して再現し、福田が的確にツッコむスタイル。朝ドラ好きにはニヤリとできる細かいネタが散りばめられ、会場を大いに沸かせました。王道のしゃべくり漫才形式で実力を示した一編です。
  • 「海外ドラマあるある」コント – 海外ドラマにありがちなシーンを連発するコントも人気です。福田が考案したシチュエーションコメディで、感情表現がオーバーな外国人キャラを3人で演じたり、急なロマンス展開に全員でズッコケたりと、テンポよくあるあるネタを畳みかけます。3時のヒロインの公式YouTubeチャンネルでも「海外ドラマ再現コント」として公開され、ファンから「わかる!」「細かい」と共感を集めました。テレビ番組の企画ネタとして生まれたものですが、現在では彼女たちの持ちネタの一つとして定着しています。
  • 他にも、歌ネタやモノマネ要素を取り入れたコントなど、レパートリーは豊富です。基本的に「あるある×意外性」の組み合わせが妙で、身近なテーマから予想外のボケに飛躍する展開が多いのが彼女たちのネタの魅力ですね。

    3時のヒロイン人気の理由


    続いて、3時のヒロインがここまで人気を博している理由を紐解いてみましょう。ただ面白いだけでなく、多くのファンに愛される背景には様々な要因があります。その主なポイントを挙げてみます。

  • 三者三様の個性と抜群のチームワーク: 3人のキャラクターが明確で、それぞれに役割が立っています。リーダー福田の安定感あるツッコミと、ゆめっち・かなでの振り切ったボケ。この個性的なキャラの融合が生む化学反応が「見ていて飽きない!」と支持を集めています。異なるカラーの3人が揃うことで老若男女どんな視聴者にも誰かしら刺さるメンバーがいるのも強みです。
  • 意外性たっぷりのネタ展開: 先述の通り、3時のヒロインのネタは意外なオチや演出で笑わせるのが特徴。最初は共感できるあるある話で引き込みつつ、最後に想像のナナメ上を行くオチで爆笑させるパターンに「やられた!」とハマるファンが続出しました。特にかなでの突然のダンスや奇声(アッハーンなど)は、一度見たら忘れられないインパクトでリピーターを生んでいます。
  • 女性芸人ならではの親しみやすさ: 女性トリオということで、女性目線のネタや共感できるあるある要素が多いのも人気の理由です。「女子会で盛り上がる話」「失恋や恋バナのあるある」など、女性の日常を面白おかしく切り取ったコントは特に女性ファンの共感を呼びました。一方で体型いじりなどセルフパロディ的な笑いもあるため、男性から見ても親しみやすく、ジェンダー問わず応援しやすい雰囲気があります。
  • 圧倒的な演技力と表現力: 3人とも演技派で、キャラクターへのなりきり度合いが高いです。福田は脚本・演出家の視点も持ち合わせているため完成度が高く、かなでは女優としてドラマ出演経験もあり(実は舞台女優志望だったとか)、ゆめっちも器用にキャラを演じ分けます。コント中に細かな表情芸や声色の変化で笑わせる技術は一流で、「演劇を見ているよう」と評されることも。笑いだけでなくパフォーマンスショーとして引き込まれるクオリティが人気を支えています。
  • コンテスト優勝による信頼感と話題性: THE W優勝という肩書きは伊達ではなく、「女芸人No.1」という称号が彼女たちへの信頼感を高めています。審査員に認められた実力があるからこそ、安心して笑えるという声も。また優勝時のネタ「アッハーン」はニュースやSNSで大きく取り上げられ、一夜にして有名になりました。話題性と実績を兼ね備えた点も人気につながっています。
  • メディア露出とファンサービス: ブレイク後のテレビ出演攻勢は前述の通りですが、それに加えてSNSやYouTubeでの発信も熱心です。3人の日常やオフショット、コント動画を積極的にアップし、ファンとの距離が近いのも魅力。公式YouTubeチャンネルではテレビでは見られないような企画コントやチャレンジ企画も行い、「常に新しい笑いを届けてくれる」姿勢が好評です。テレビ→SNS→劇場と多方面で露出することで、より多くのファン層を獲得しています。
  • お笑い界への影響力・評価


    3時のヒロインは、自身が売れているだけでなく、お笑い界にも少なからず影響力を及ぼしています。その影響の一つが、女性芸人の地位向上と世間の注目度アップです。彼女たちがTHE Wで優勝しブレイクしたことで、「女芸人でもこんなに面白くて華があるトリオがいる!」と広く認知されました。これにより他の女性お笑いコンビ・トリオにもスポットが当たりやすくなり、実際に同じ大会からは後続のスターも生まれています。3時のヒロインは“女性芸人ブーム”の牽引役の一つと言えるでしょう。

    さらに、往年の大物タレントからの評価も得ています。例えば2020年8月にはテレビ朝日「徹子の部屋」に出演し、伝説的司会者の黒柳徹子さんを相手にネタを披露しました。黒柳さんは彼女たちの代表的な「アッハーン」ネタに大興奮し、大笑いしたそうです。徹子の部屋でコントを披露するという異例の展開に3人も緊張したようですが、見事にウケを取り3人揃って涙を流す場面もあったとか。このエピソードはワイドショーなどでも取り上げられ、「徹子さんもお気に入りの女芸人」としてお茶の間の話題になりました。大御所を唸らせるその実力と愛嬌は、お笑い界でも評価が高い証拠です。

    また、3時のヒロインのリーダー福田麻貴は作家・演出家としての才能も注目されています。自身のユニットだけでなく、他の芸人のライブ演出やネタ作りにも関わることがあり、実際に福田が脚本提供した吉本のアイドル的ユニット「つぼみ大革命」もTHE W決勝まで進出しています。ネタ職人としての福田の才能が広く知られることで、女性芸人にも「裏方もできる人材がいるんだ」と評価が高まっています。お笑い第七世代の中で福田は「才女」として名を挙げる存在となり、今後テレビ番組の構成や脚本の分野でも活躍が期待されています。

    そして近年、彼女たちはお笑いにおける容姿イジりへの一石も投じました。2021年4月、福田麻貴が自身のTwitterで「この数週間で容姿ネタに関してじっくり考える機会が何度かあって、私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました!」と宣言したのです。3時のヒロインはデビュー当初、自らの体型差をネタに盛り込むこともありましたが、時代の流れに合わせてそうした見た目イジり系の笑いは封印する決断をしたのです。この発言は大きな反響を呼び、「容姿いじりは古い笑い」という議論が巻き起こりました。男性芸人から戸惑いの声が上がる一方で、多くの視聴者や業界人から賛同の意見も寄せられています。

    このように3時のヒロインは、自らの笑いで人々を楽しませるだけでなく、お笑いの内容そのものをアップデートしようという意識を持っています。女性芸人だからこそ直面する問題にも真摯に向き合い、新しい時代に即した笑いを追求している点は、大きな影響力と言えるでしょう。彼女たちの姿勢がきっかけで、お笑い界全体で容姿ネタについて見直す動きが出てきたことは注目に値します。

    最近の活動トピックス


    最後に、3時のヒロインの最近の活動について触れておきます。2020年以降もテレビや舞台で引っ張りだこの3人ですが、実は2022年~2023年にかけてグループに小さな試練がありました。ゆめっちが2022年5月に体調不良のため一時休養に入り、約1年間ほど芸能活動をお休みしたのです。この間、福田とかなでの2人だけでテレビ出演や仕事をこなす状況が続き、ファンからはゆめっちを心配する声が上がりました。

    休養中のゆめっちは特に公に姿を見せていませんでしたが、2023年6月になり体調が回復。2023年6月15日、公式YouTubeチャンネルでゆめっちの芸能活動再開が発表されました。動画の中でゆめっちは「少しずつ復帰していこうと思います。まずは3人だけでできる仕事から始めるということで、YouTubeを更新していきます」とコメントし、無理のない範囲でゆっくり復帰する意向を示しました。ファンにとっては待望の“フルメンバー復活”となり、ネット上でも大きな喜びと安堵の声が広がりました。

    ゆめっち復帰後は、再び3人揃ってのテレビ出演やライブが本格的に再開されています。2023年後半にはトリオで新CM発表会に登壇したり、有観客のイベントに出演する姿も見られました。例えば、音楽フェスのMCを3時のヒロインが務めたり、人気アーティストのMVにカメオ出演するといった新しい挑戦も行っています。休養期間中に個人活動を頑張っていた福田・かなでも、「やっぱり3人揃うと最高!」とそれぞれコメントしており、改めてトリオの結束力が高まったようです。

    また、公式YouTubeチャンネルでは復帰記念の企画動画や3人での新作コント動画が投稿されるなど、ファンへのサービスも旺盛です。久しぶりに3人ネタが見られるとあって、再生回数も伸びています。さらに福田麻貴は執筆活動としてエッセイ連載を始めたり、かなでもドラマ出演を果たすなど、各自が個人の活動も充実させつつあります。ゆめっちも心身リフレッシュして戻ってきたことで、以前にも増してパワーアップした3時のヒロインを見せてくれることでしょう。

    2024年に入り、彼女たちはますます活動の幅を広げています。テレビのバラエティ番組での爪痕は相変わらずで、ネタ番組からトーク番組まで引っ張りだこ。劇場ライブも定期的に行い、新ネタにも意欲的です。さらには他ジャンルとのコラボ(音楽やファッションイベントのゲスト出演など)も増えており、お笑いの枠を超えた活躍も期待されています。

    おわりに:3時のヒロインはこれからも目が離せない!

    結成から数年でお笑い界のトップを駆け上がった3時のヒロイン。その経歴は決して平坦なものではなく、福田麻貴の試行錯誤とメンバーとの出会いから始まり、地道な下積みを経て栄光を掴んだドラマがあります。ネタの特徴としては、笑いに真剣に向き合いつつも常に新しさと楽しさを追求し、音楽やダンスを取り入れた華やかなコントで観客を魅了してきました。代表作とも言える「アッハーン」ネタは今なお語り草であり、彼女たちの代名詞として愛されています。

    爆発的人気を得た理由には、唯一無二のキャラクターの組み合わせと確かな実力、そして時代にマッチした笑いのセンスが挙げられます。さらに自分たちの影響力を自覚し、容姿イジりをやめる宣言をするなど、影響力ある立場としてお笑い界に新風を吹き込んでいる点も見逃せません。最近ではゆめっちも元気に復帰し、再び最強の3人が揃ったことで、新章がスタートしたと言えるでしょう。

    今後、3時のヒロインがどんな笑いを届けてくれるのか、とても楽しみですね。既にお笑いトリオの枠を超えてテレビや舞台で大活躍していますが、彼女たちならさらに予想を裏切る面白い展開を見せてくれるはずです。まさに“3時のヒロイン”(=おやつの時間のヒロイン)ならぬ、一日中みんなを笑顔にするヒロインとして、これからも目が離せません!今後も応援していきましょう。

    参考サイト

  • 『THE W』優勝の“3時のヒロイン” 「圧倒的に面白かった」祝福の声殺到 (クランクイン!)
  • 3時のヒロイン 三者三様の強み「笑いに縛られない」 (日本経済新聞)
  • 3時のヒロイン - Wikipedia
  • 第7世代「3時のヒロイン」がここまで売れた必然 (東洋経済オンライン)
  • 3時のヒロイン・ゆめっち、芸能活動再開はYouTubeから (リアルサウンド)
  • 女芸人にとって 「容姿いじり」のこの先は? (telling, 朝日新聞)
  • 3時のヒロイン「アッハーン」ネタに黒柳徹子が興奮 (ぴあ)
  • 【Women In Music vol.1】3時のヒロインがMCに決定 (Billboard Japan)
  • 3時のヒロインら若手がお笑いで勝負「ウケメン」月1レギュラーに (お笑いナタリー)
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    ネタフリ編集部

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